プリザンターとAIの連携で効率的なSSL証明書管理を実現
OSSのノーコード・ローコード開発ツール「プリザンター」は、さまざまな外部システムと柔軟に連携できる点が大きな特長のひとつです。中でも昨今はAIとの連携が注目されており、業務データを使った活用シーンが増えています。
全国に広がるパートナーネットワークでは、AIを組み合わせた実践的なソリューションが次々と生み出されており、今回はその中から、インテグレーションパートナーである株式会社ディマージシェア様の事例をご紹介します。
DXを支援する株式会社ディマージシェア - DIGITAL SOLUTION COMPANY - https://www.dimage.co.jp/
Pleasanter x Dify 〜AI自動監視化によるSSL証明書管理の効率化〜
業界全体で進行するSSL証明書の有効期限短縮化により運用担当者の業務負荷が急増することが予想されます。運用担当者の業務課題を解決するため、Pleasanterの柔軟なデータ管理機能とDifyを活用したAI自動化ワークフローを組み合わせることで、証明書管理業務の大幅な効率化とリスク低減を実現しました。

背景
SSL/TLSサーバー証明書の最大有効期間の短縮は、証明書そのものの信頼性向上を目的に、パブリックな証明書の要件を定める業界団体CA/Browserフォーラムにおいて、Appleが提案した最大有効期間を47日とする案が可決されたことにより具体化しました。これにより、現在のSSL有効期限398日(約13ヶ月)から、2029年までに段階的に最大47日(約1.5ヶ月)へと大幅に短縮されることが決定しています。
この仕様変更により、
- 更新頻度の増加(最大約8倍)
- 作業時間の増大
- 人的リソースの逼迫
- 期限切れによるサービス停止リスクの増大
といった課題が業界全体で深刻な問題となることが想定されます。
この要件変更に対処するため、Pleasanter × Difyによる自動化ソリューションで手動依存の課題対策を実現しました。
現状
担担当者が「SSL証明書管理表(Excel)」を参照するExcel運用が基本となっていました。具体的な運用フローは、以下のステップをすべて担当者による手動作業で行っています。
- 運用担当者が「SSL証明書管理表(Excel)」を確認
- 期限が30日以内の証明書をチェック
- CSRファイルの作成
- 証明書発行申請の実施
- 証明書のダウンロード
- サーバーに証明書の反映
- 「SSL証明書管理表(Excel)」を更新
この運用フローでは2029年までに更新頻度が最大で約8倍に増加することが見込まれる中で、人的リソースの圧迫/人的ミスの増加や期限切れによるシステム停止リスクの高まりに直結します。
当者が「SSL証明書管理表(Excel)」を参照するExcel運用が基本となっていました。具体的な運用フローは、以下のステップをすべて担当者による手動作業で行っています。
- 運用担当者が「SSL証明書管理表(Excel)」を確認
- 期限が30日以内の証明書をチェック
- CSRファイルの作成
- 証明書発行申請の実施
- 証明書のダウンロード
- サーバーに証明書の反映
- 「SSL証明書管理表(Excel)」を更新
この運用フローでは2029年までに更新頻度が最大で約8倍に増加することが見込まれる中で、人的リソースの圧迫/人的ミスの増加や期限切れによるシステム停止リスクの高まりに直結します。
対策
「PleasanterとDifyを活用したSSL証明書自動管理/更新」を実現し対応しています。
以下のアーキテクチャで「自動監視・自動更新」の自動化フローを構築
-
PleasanterによるSSL証明書情報の一元管理
- 各証明書のドメイン、期限日、設置サーバー情報を集約
- 履歴管理・権限管理・通知設定を統合
- 更新状況の可視化ダッシュボードを構築
-
DifyでAI自動化ワークフローの構築と連携
自動化される主なプロセス:
- 期限日チェック
- 自動分析による更新要否の判断
- CSRの自動生成支援
- 証明書発行プロセスの自動化(API連携)
- サーバーへの反映作業の自動実行
- 実施ログの記録・Pleasanterへの自動書き込み

導入効果
Pleasanter x DifyによるSSL証明書自動管理/更新フローで以下の効果をあげています。
-
業務負荷の大幅軽減
手動で行っていた期限チェック、申請、ダウンロード、記録といった一連の作業が自動化され、更新頻度が増加に左右されない運用体制を実現。
-
人為的リスクの低減
手動運用による人為的なミス(期限切れや申請ミス)を防止し、証明書管理の品質と信頼性が向上。
-
情報の一元化による管理体制の強化
Pleasanterが一元管理基盤となることで、最新の証明書情報、履歴、更新状況がリアルタイムで集約され、監査対応や可視化も容易に。
-
将来的な更新頻度増加への備え
最大有効期間が47日まで短縮されても、自動化された運用により安定した管理の継続が可能。
Pleasanterの柔軟なデータ管理機能とDifyを活用したAI自動化ワークフローにより、業務効率化・セキュリティ強化・人的負荷の軽減を同時に実現し、SSL証明書管理の“これから”に対応する柔軟で拡張性の高い仕組みとなっています。
無料で使えるノーコード・ローコード開発ツール「プリザンター」とは
プリザンター(Pleasanter)は、無料で使えるオープンソースのノーコード・ローコード開発ツールです。 専門知識がなくても、Webデータベース型の業務アプリを直感的な操作で素早く作成でき、日々の管理業務や情報共有をすぐに改善できます。
まずはノーコードでシンプルに始め、必要に応じてスクリプトによる機能拡張も可能。 現場のアイデアをそのまま形にしながら、業務の成長に合わせて柔軟に進化させられる点が特長です。既存のパッケージでは対応しきれない業務にも、無理なくフィットします。
プリザンターはユーザーの声をもとに機能改善を重ねてきたプロダクトで、 ITreviewではノーコード・ローコードのカテゴリにて連続で「LEADER」を獲得。 2025年には「Best Software in Japan TOP100」で28位にも選ばれ、多くの現場で高い評価を得ています。
繰り返し作業を減らし、現場が主体となって業務を改善していく。 それが、プリザンターが目指す「マネジメント快適化」です。 業務をもっとシンプルに、もっと創造的に進めたい方に選ばれています。

OSSのノーコード・ローコード開発ツール | プリザンター
https://pleasanter.org/プリザンターを活用した独自ソリューションでパートナーネットワークを活性化
株式会社インプリムでは、全国で約140社(2025年12月時点)のビジネスパートナーと協力し、プリザンターをより多くのユーザにお使いいただけるよう活動しています。
自社ソリューションへの組み込みや、パッケージ製品・周辺システムとの連携など、プリザンターと組み合わせることで生み出されるシナジーにより、パートナーの皆様が得意とするソリューションをより魅力的なものとして提供いただけます。
今回は、インテグレーションパートナーである株式会社ディマージシェア様の事例をご紹介させていただきます。
