事例集 - セキュリティ

中小企業のセキュリティ対策‐EDRの活用‐ 【株式会社ブライエ】

中小企業が直面するセキュリティ課題

情報技術の進化や在宅勤務などに伴い、企業が直面するサイバー脅威はますます巧妙化、多様化しています。

特に中小企業は、大企業と比較してセキュリティ予算や専門知識の面で劣ることが多く、攻撃の標的にされるリスクが高まっています。

このような背景の中、安全で効率的な業務運営を支えるためには、効果的なセキュリティ対策が不可欠です。

ブライエでは、EDR(Endpoint Detection and Response)などのセキュリティソリューションを活用し、情報資産を守りながら業務の効率化を図っています。

今回はブライエで利用しているセキュリティソリューションの一部をご紹介します。

EDRの活用

EDRは、パソコンやスマホが不正に操作される兆候を24時間体制で監視し、リアルタイムで検知、脅威を迅速に隔離や駆除することができる仕組みです。

さらに、AIを駆使することで新種の脅威にも対応が可能となっています。

自社のIT部門では、常時システムの監視や迅速な対応は難しいのが現状ですが、EDRを活用することで限られた人材とリソースでも日夜を問わずシステムがしっかり守られる体制を整えることができました。

導入後

アカウント管理や、エージェントを最新に保つための更新作業が発生しました。

特にエージェントの最新化においては、管理者が全社のPCに一括で更新を行うため従業員にパソコンを起動するように連絡する必要があります。

こうした日々の管理は少し手間ですが、セキュリティ事故発生時の対応を加味すると、安心して事業を運営しながらも工数を抑えることができています。

脅威から身を守るために

ブライエでは今回ご紹介したEDR以外にも、Webフィルタリング、MDM(Mobile Device Management)といったセキュリティソリューションを活用しています。

昨今ではモバイル端末を業務に活用することも多く、外部からの攻撃だけではなく内部からの不正アクセスや、端末の紛失など様々なリスクが伴います。

今回ご紹介した事例が、中小企業が日常的に直面するセキュリティの課題に対処するための具体的な手法を検討する際の一助となれば幸いです。